グルメ

天下一品 定番メニューのこってりラーメンに魅せられて35年

こんにちは。ラーメン大好きの当ブログ管理人【げんじ】です。
今回は私が長年通っている「天下一品」ラーメンについてご紹介したいと思います。

天下一品ラーメンと言えば、ラーメン好きの人であれば大概の人が知っている有名チェーン店ですね。

京都で創業者の木村勉氏が一台のラーメン屋台を引いて始めたのが1971年。

それから半世紀近い年月が経ち、今では全国にチェーン展開しており現在237店舗 (2020/02/07時点)あるそうです。

天下一品ラーメンとの出会い

私が初めて天下一品ラーメンを食べたのが35年前。京都に引っ越したばかりで、略して「天一(てんいち)」好きの友人に案内されて左京区にある北白川本店を訪れました。

鶏ガラをベースにした濃厚なスープが特徴の「こってりラーメン」が定番メニューです。

ラーメンと言えば典型的な醤油ラーメン・味噌ラーメン・塩ラーメンしか食べたことがなかった当時の私にとって初めての「こってり」は衝撃的でした。

何とも形容し難い独特の匂いにドロっとしたスープが「異次元」のものとしか思えなかったです。

麺は太めでスープとよく絡み合っていました。味は濃く感じましたがネギとの相性が良く美味いとは思いましたよ。

でも「スープがドロっとし過ぎる。もう少しサラッとした方がいいかな。」とその時は感じましたね。その時はスープは残してしまいました。

友人は「スープを飲みながらご飯を食べるのが美味しいんだ」と言いながら大盛りラーメンとライスを完食。スープも全て飲み干していました。

このスープを飲みながらライスを食べるということを、その後自分も行うようになるとは夢にも思っていなかったことでした(笑)

薬味の辛子ニンニクにハマる

初めて食べた時は正直「もう一度食べたい」とまでは思いませんでした。スープのクセのある匂いが少し気になったからですかね。

しかし、友人に誘われるまま2回、3回と食べたあたりから天一の虜になっていましたね。自分一人でも行くようになってしまいました。

またサイドメニュー(餃子、鶏の唐揚げ、ライス、チャーハンなど)とラーメンを組み合わせた定食メニューがあることから、当時一人暮らしだった私は晩メシとして食べることの方が多くなってしまいました。

そして、いろんな薬味を試すようになって気に入ったのが「辛子ニンニク」です。文字通り赤い辛子とニンニクが合わさったものなのですが、これを入れると入れないとで味が大きく変わるんですよ。

最初は量を少しずつ味を確かめながら加えて行くようにして、自分好みの量を模索すると良いかと思います。入れすぎると結構辛くなりますし、ニンニンクの風味も増しますので。

この辛子ニンニクは店舗によって、最初からテーブルの上に置いてあるお店と、店員さんに声をかけて出してもらわなければならないお店があります。最近は後者のお店の方がほとんどのような気がしますね。

もう一つの薬味として「辛子みそ」というものがあります。これは既にテーブル上に置いてあることが多いですかね。

こちらも辛子ニンニクと同様に入れると結構辛くなります。味が激変するので慎重に少しずつ入れて行くようにしましょう。

私はニンニクの風味が大好きなので辛子ニンニクの一択となっていますね。

辛い味付けが好きでまだ試されたことのない方は、お好みに合わせて辛子の薬味を味わってみて下さい。

新たな天下一品ラーメンの味との出会いとなるかもしれません。

天下一品 新メニューの登場

あっさりラーメン

現在は定番の「こってり」味の他に「あっさり」味のラーメンが楽しめるようになっています。

スープは透明感のある茶色でこってりラーメンとは全く別物のラーメンです。名前の通りあっさりした味ですが、大変コクのあるスープとなっています。

昔からある醤油ラーメンと言った感じで、懐かしさを感じさせてくれるラーメンですね。

天一のこってりは苦手と言う方は、全く違うラーメンとなっているので是非一度試されてみてはいかがでしょうか。

こっさりラーメン

また「こっさり」と言う名のラーメンも登場しました。「こってり」味と「あっさり」味のラーメンを足して2で割ったような中間の味が楽しめます。

「ハーフ」と呼ばれている場合もあれば「屋台の味」と呼ばれる場合もあります。昭和の屋台時代の味を再現したため名付けられたようです。

店舗によって呼び名やメニュー名が違うようで、また一部扱っていない店舗もあるようです。

メニューに載っていなければ「こってりとあっさりの中間は出来ますか?」と店員さんに訊いてみるといいかもしれませんね。

味がさねラーメン

そして更に、全く新しいメニュー「味がさね」というラーメンが登場しました。

ベースはこってり味のスープで麺はストレートの太麺です。九条ネギ、白菜、白豚がのっており、さらに別皿に肉味噌、にんにくのおろし、白ごま、ねぎを油で揚げた葱油酥がついてきます。

これらのトッピングで自分で自由に味付けをしていくラーメンです。ここまで来ると従来の天一ラーメンとは言えない、新しい世界のラーメンという感がします。
(一部限定された店舗でのみ提供されています)

天下一品ラーメンの鉢
スープを飲み干すと「明日もお待ちしてます」の文字(笑)
今はさすがに毎日食べられる年齢ではなくなりました(^^;)

以上、天下一品ラーメンについて綴ってみました。最後までお読下さり有難うございました。