2019年のバドミントン桃田賢斗選手の活躍は目覚ましいものがありましたね。世界選手権連覇、史上最多ツアー11勝の快進撃でBWF(国際バドミントン連盟)の表彰で年間最優秀選手賞を獲得しました。
当初2020年に予定されていた東京五輪では金メダル候補の大本命と評されていましたが、2020年1月に突然の交通事故に遭い右目眼窩底骨折の診断で緊急手術を行うことになりました。
あまりに突然のことでファンの方をはじめ、日本中がビックリしましたね。
バドミントン男子シングルスの世界ランキング1位 桃田賢斗の現在
#桃田賢斗 、五輪延期に「一日一日を大切に過ごし、より一層練習に励んでいきたい」🏸#東京五輪 が最大1年延期となることを受け、所属先を通じてコメントを発表したhttps://t.co/gjsgH2zUCv
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) March 25, 2020
2020年1月にマレーシアで行なわれた大会で優勝した翌日に、帰国の為現地の空港へ向かう途中で交通事故に遭いました。2月8日に右目の眼窩底骨折手術を行なった結果、全治3カ月の診断となりました。
実戦復帰は早くても5月の予定となり東京五輪までに完全復帰出来るかどうか不透明な状況になりました。大変心配な事態となりましたね。
しかし東京オリンピックが世界的な新コロナウイルスの感染拡大により開催が来年へと延期されたことを受け、3月25日に桃田賢斗選手(NTT東日本)は所属を通じてコメントを発表しました。
「まず、新型コロナウイルスによる影響が一日でも早く収束することを祈っています。僕自身は、一日一日を大切に過ごし、より一層練習に励んでいきたいと思います」と述べています。
桃田選手は東京五輪の選考ルールで昨年12月の時点で出場が確実となっています。
現在は2月26日から練習を再開し、実戦復帰を見据えた練習を行っています。
新型コロナウイルスにより世界中の人々が苦しむ中、結果として日本中の桃田賢斗選手への完全復活の期待が高まる形とはなりましたね。
バドミントン 桃田賢斗選手のプロフィール
・本名:桃田賢斗(ももた・けんと)
・生年月日:1994年生まれ。
・出身地:香川県三豊郡三野町(現・三豊市)
・小学校1生の時、姉が所属していた三豊ジュニアの
コーチに誘われてバドミントンを始める。
・小学6年生の時、全国小学生選手権シングルスで優勝。
・中学校3年生の時、全国中学校バドミントン大会で優勝。
・高校3年生の時、インターハイ男子シングルスで初優勝。
・世界ジュニア選手権では日本勢初の優勝。
・2013年、高校卒業後NTT東日本に入社。
・2015年、日本人初のスーパーシリーズファイナルズ・シングルスで優勝。
・2016年、自己最高位となる世界ランク2位に。
桃田賢斗が違法賭博 無期限の競技会出場停止処分に
2016年に東京都内のカジノ店において、違法賭博を行っていたことが判明し無期限の競技会出場停止処分となりました。
その結果、リオデジャネイロ・オリンピック出場を逃すこととなります。
オリンピックに出れなかったことで改心されたのか。その後、目覚ましい活躍をされるようになりました。
・2018年8月、シングルスで日本男子初の世界選手権初優勝。
・2018年9月、世界ランキング1位になる。
・2019年、全英オープン優勝。
・世界選手権連覇を含むツアー史上最多11勝を達成。
・2020年1月、マレーシア・マスターズ優勝
2020年の東京五輪を目指して猛練習をされて来たアスリートの方々にとって、五輪の延期は大変な事態となりましたが2021年に向けて頑張って欲しいと思います。
桃田賢斗選手については、2020年3月29日にテレビ番組「情熱大陸」(TBS系列)にて特集されていますのでご興味のある方は是非ご覧になって下さい。
以上、今回はバドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗選手について綴ってみました。
最後までお読み下さり、有難うございました。